『日々の映像』

2005年02月04日(金) <サッカーW杯>北朝鮮戦 厳戒体制

 昨日に続いて北朝鮮関連の事を書きたい。2月9日サッカーの06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会アジア最終予選初戦の対北朝鮮戦(埼玉スタジアム)が行なわれる。政府が緊張感を強めている。横田めぐみさんの「ニセ遺骨」の対応などで北朝鮮への反感が国民の間に高まっている。このような中でサポーターの衝突などの事態が懸念されている。細田博之官房長官は2日の記者会見で「スポーツという政治を離れた世界の話なので冷静に対応しサッカーを楽しむことをお願いしたい」とサポーターに呼びかけている。このようなテーマは呼びかけだけではどうにもならない。政府は外務、警察など関係省庁と日本サッカー協会との会議を開き通常の2倍近い約1400人の警備員を投入するほか、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と連携し、5000席を割り当てた北朝鮮側のサポーター席の左右に約1000席の空席を設けるという。多少の小競り合いは止むを得ないのかもしれない。

 2月 23日の共同通信は北朝鮮首相がゲキをとばしていることを報道していた。平壌で行われた政治集会の演説で「体育関係者は熱烈な祖国愛を抱き、訓練に訓練を重ね、あらゆる国際競技で(北朝鮮の)革命的気性と威力を余すところなくとどろかせなければならない」と呼びかけている。この呼びかけは2月9日に日本と対戦するサッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選初戦に向けてのメッセージのようだ。革命的気性とは具体的にどのような状態をいうのだろう。
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癒しの森540                          2005年2月4日

                 立     春

 今日は立春。暦の上では春を迎えた。しかし、新潟の朝は雪が舞って真冬なみの寒気であったが、昼頃には晴天も加わって暖かく春の気配を感じさせた。東京は冷え込みが一段落して3月上旬の暖かさ であったと言うから、まさに立春を実感出来たことだろう。12月から今月2日までの各地の気温の平年差は、東日本で0.8度、西日本が0,7度、北日本0.5度といずれも高く、今年も暖冬傾向ということが出来る。 このつかの間の暖かさも明日は東低西高で真冬日に逆戻り、この寒さはまだまだ続くようで、中越の人たちの豪雪の不安はつのる一方のようだ。
 
 日々の映像を書き始めた1997年2月4日に、次の3句を書き留めた。

・  春が立つ 漢字文化の 薫かな
・  立春は 吹雪が舞って 凍えたり
・  厳寒に 耐えて樹木も 芽吹くかな
      










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石田ふたみ