2005年01月27日(木) |
スマトラ地震津波(12)犠牲者30万人に拡大 |
スマトラ沖地震から1カ月が経過したが、つめ跡深く復興は険しい。「インド洋沿岸諸国を大津波が襲ったスマトラ沖地震から26日で1カ月。死者・行方不明者は約30万人に上った」(1月26日・共同通信から) 救援活動が進むにつれて死者・行方不明者は増え続け、ロイター通信のまとめでは計29万7271人となった。津波被害の死者数では観測史上最大となった。
日本人、特に東海地区の標高の低い地域の住人は、津波の規模を冷静に学習して置く必要がある。今回初めて写真付きで報道されていたが、インドネシア・バンダアチェ郊外の海岸で高さ約20メートルの津波の跡がくっきりと山肌に残っている。高さ約100メーターの島を水平に20メートルも津波が削っているのだ。20メートルの高さには驚いた。専門家も余りの高さのため学問的な解析に手間取っているのだろう。東海地区にこれだけの津波が襲ったら、死者数は今回津波と同じかそれ以上になると考えられる。
これだけの高さの津波に襲われれば、標高の低い地域はひとたまりもない。 最大の被災地となったインドネシアのアチェ州では現在でも毎日千人単位で死者が増えており、死者の増加は必至の状況だ。タイのプーケット島など世界的な海岸線の観光地が直撃を受けたことから、日本人を含む46カ国の外国人が多数巻き込まれ、「災害のグローバル化」を強く意識されることになった。海岸線の観光地の価値が激減することだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森532 2005年1月27日
市民活動支援センターがオープン
過日市民活動支援センターに行って来た。このセンターは、さまざまな分野の市民公益活動を推進していくための拠点となる施設である。ここには印刷機や紙折り機が利用できるので、設備を持たない団体はここで情報誌や案内チラシの作成が出来る。ここの事務スタッフの一人と知り合いだったことから支援センター存在は早い段階で分かっていた。ただ、設置された6番館ビルが新潟市のど真ん中にあり、自動車を移動の主体としている人にとっては、利用しにくい側面がある。しかし、全ての市民が自動車に乗っているわけではないので、ヘルシーライフとしても何らかの利用を考えていきたい。 2月8日にここのお披露目会がある。ここに出席して今後の可能性を考えたい。私が関係している中高年者福祉協会もこの施設の利用を模索している。何はともあれ、ホームレスを支援しようとするNPOなど、公益活動に従事している清々しい人たちとの交流は心に安らぎを感じさせる。
・真心で 活動いそしむ 人々を 大きく支える 支援センター
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