『日々の映像』

2005年01月25日(火) 消費形態の多様化 百貨店・スーパー苦戦

  スーパーや百貨店の低迷に歯止めがかからない。スーパーの売上高は平成9年のピークから15%あまり落ち込み、百貨店の売上高はバブル経済が絶頂を迎える前の昭和63年と同水準に逆戻りしている。 昨年の商戦を振り返り、スーパーや百貨店の業界関係者が語る敗戦の弁はさえない。
1、消費税の総額表示が価格の『値ごろ感』を混乱させた
2、あまりの酷暑で、消費者が外出しなかったために逆効果になった
3、10月に台風が2回上陸して週末の来客数を下げた
4、暖冬で冬物衣料が売れなかった。
などと年間を通して、嘆き声ばかりであるという。消費に力強さが足りない最大の理由は、所得の伸び悩みにあるのだ。勤労者の所得が横ばい又は減少しているのだから、消費合計が減少するのは当然なのである。具体的にいえば、収入が増える見通しが立たないなかで、年金負担の増加や定率減税の縮小で、消費者の可処分所得は少なくなるばかりなのである。よって個人消費は減少するのが時代の流であると思う。

 このような背景のなかで、スーパー、ドラックストアー、コンビニ、が新たに出店されていくのだから、マクロで捉えると日本の流通業界は世界で最もし烈な競争をしているような印象を受ける。ただし、ミクロでいうと、スーパーの担当者は案外と間が抜けていると思うことがある。同じメーカーの小麦粉をAスーパーは145円、Bスーパーは200円で売っているのである。それも歩いて10分しか離れていないスーパー間価額差なのである。競合相手がいくらで売っているのかを、掌握する暇がないのかもしれない。このような現象が多くあるので、消費者が利口になる必要がある。
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癒しの森530                             2005年1月25日
          発芽玄米ごはんで糖尿病にならない 
            
 癒しの森で健康に関するエッセイを書いてきたが、一番矛盾を感じるのが糖尿病である。糖尿病はカルシウムと亜鉛不足が原因とされている。過日3回も糖尿病の初期段階から回復した人の話を聞いた。この人は医師のアドバイスで、玄米どころかコヌカを食べたとのこと。フライパンにコヌカをほどよく加熱して、ヨーグルトに混ぜて食べるのである。美味しくないが薬だと思って食べたのである。なぜ、コヌカを食べたか、言うまでもなく亜鉛とカルシウムの補給なのである。

 1月23日に引用した「病気にならない体をつくる」では次のように説明していた。「糖尿病改善に必要なミネラルは亜鉛とカルシウム。糖代謝が円滑にいかなくなると、多量の酸化物質が発生するためカルシウム不足になり、細胞が正常に機能せず、亜鉛不足ですい臓もはたらきません。玄米と海草入りの味噌汁だけで30品目の副菜にも匹敵するだけの栄養素があります。糖尿病は間違った食生活のために起る病気なので、改善すればよくなります」とあった。ともかく、茶碗一杯の(150グラムの)発芽玄米ごはんにタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラル、などが理想的に含まれている。よって、発芽玄米ごはんを主食にしていけば、糖尿病になる危険は限りなくゼロと言える。

   ・穀物の 王者たりし 玄米の 偉大な力で ヘルシーライフ
     






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石田ふたみ