2005年01月24日(月) |
<粗鋼生産>04年 史上3番目の高水準 |
景気は回復しているが、その恩恵を受けない多くの大衆が多くいる。景気回復といっても、膨大な国債で国の破産を予告するような論説を立てる人もいる。確かにその根拠がない訳でない。庶民はあらゆる変化を前提に置いての生活体制を組み立てる必要があるのだろう。
日本鉄鋼連盟が1月18日発表した国内鉄鋼メーカーの04年粗鋼生産高は、「前年比2%増の1億1267万トンと、高度経済成長期の73、74年に次ぐ史上3番目の高水準となった」(毎日から)これは自動車、造船向けの鋼板や建築向け形鋼などの需要が増加し、中国などアジア向け輸出も堅調だったためである。粗鋼生産は、需要増に対して鉄鋼メーカーの供給能力が追いつかず、年末に日産自動車やスズキが一部の工場で生産を一時停止するという前代未聞の出来事があった。
ともかく2004年度の生産は、バブル経済期を上回る史上3番目の規模なのである。輸出も中国が前年比1割のぺースで増加するなど東アジア向けを中心に高水準を維持しており、鉄鋼各社はフル操業を続けている。新日本製鉄など鉄鋼大手4社の今年3月期連結決算の経常利益はいずれも過去最高を更新する見込みだ。メーカーの懸念材料になっているのが、4月以降の原料価格の値上げによる負担増だ。これらの背景から鉄鋼価額は上昇のカーブを描くことになると思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森529 2005年1月24日 松井秀喜 母校の小学校で「夢」授業
ヤンキース・松井秀喜外野手(30)が21日、母校の石川県上町立浜小学校で「1日教師」を務めた。後輩を前に教壇に立った松井秀は「夢を夢で終わらせないために」をテーマに、実技も含めて約4時間の授業。子供たちに夢を持つことの大切さ、夢をかなえることの難しさを伝えた。この模様はNHK総合テレビ「課外授業ようこそ先輩」(3月30日予定)で放送されるという。松井秀喜のフアンとしては、3月30日の番組は必ず見なくてはならない。1月16日に書いた「北の零年」のクライマックスは「生きている限り、夢見る力のある限り・・であった。
卒業以来18年ぶりに訪れた母校で、松井秀が熱弁をふるった。教壇に立って松井が選んだ授業のテーマは、自らも1番好きな言葉だという「夢」。メジャーリーガーという子供の頃からの夢を成就させた松井秀ならではのキーワードなのだ。 まずは5年生39人の生徒を前に、黒板に「夢を夢で終わらせない」と力強く書いての授業の始まりであったという。熱心に耳を傾ける子供たちに「何事にも真剣に前向きに取り組んで、夢に向かって正面からぶつかっていってほしい」とメッセージ。最後には自らの両手を突き出し「これが僕を夢に向けて挑戦してきた証。野球を始めてからきょうまで1日も素振りを欠かしたことはなかった」とマメだらけの手のひらを見せたという。息をのむ子供たちは、松井秀の「触ってもいいよ」の一言に、笑顔で駆け寄ったのだ。 ・夢を持ち 素振りを支えた マメの手に 笑顔で駆け寄る 母校の子らよ
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