『日々の映像』

2004年12月22日(水) イラク:米軍基地にロケット弾、22人死亡

 イラクは内乱状態に近いと思う。一番の悲劇は反体制派(主にスニン派)の容赦ない体制派(主にイラン人口の60%を占めるシーア派)に対する爆弾テロである。「スンニ派地域の武装勢力は、選挙阻止を訴えてテロや破壊活動を強めている。一連の爆弾テロは、シーア派を威嚇する狙いがあるとみられる」(12/20朝日)簡単に言えばイラク人同志が殺し合いをしているのだ。行動のパターンが12世紀のマホメットの時代と同じだと思われることが多く、これからも殺し合いが延々と続くのだろう。12月15日2箇所で自爆テロがあり死亡62人負傷者101人を出している。死傷者の多くは女性や子供だという。
 
 一番懸念されていることが起こった。「米軍基地に21日正午ごろ、複数のロケット弾が撃ち込まれ、少なくとも22人が死亡、51人が負傷した」(12月22日・毎日)という。米軍基地を直接狙った攻撃としては、イラク戦争の大規模戦闘終結宣言(03年5月)以降、最大規模の被害となっている。22人の死亡者の内19人が米兵で一回の死者としては最大でブッシュ政権に大きな打撃となりそうだ。米CNNによると、ロケット弾は基地内の大食堂を直撃した。食堂は昼食時で混雑していたとみられ、死傷者はさらに増える可能性があるという。米軍は1万5000人増やして15万人体制とするが、どこから飛んで来るか分からないロケット弾では対処のしようがない。
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癒しの森496                          2004年12月22日
                冬至の学習
           
 今日は冬至である。朝もっと眠っていたいのだが5時30分に目を覚ます。今日は一年中で夜が長い日で太陽が最も南であたりは真っ暗であった。散歩に出るために身支度を整えて玄関に立って寒暖計を見たら5度で真冬並み。6時30分に家を出た時は、うっすらと明かりがさしてきたがまだ暗い。どうにか明るくなったのは6時40分であった。市街地を離れると風も強く、冷たい雨が横殴りに降って来たので散歩は10分で中止した。まさに厳寒の始まりのような朝であった。
 
 以前ここで登場願ったうにゃちゃんのページに冬至のことが書いてあった。時折思うことであるが、我々は社会万般のことを知っているようであるが、明確に説明できるほど知っている訳でない。そこで、昔から伝わる冬至の食べ物を少々書き留めたい。
・とうじ-カボチャ・・冬至の日に食べるカボチャ。中風の予防によいという。
・とうじ-がゆ ・・ 冬至の日に食べる小豆(あずき)がゆ。厄を払うという。(三省堂提供「大辞林 第二版」より)
・冬至ゆず湯
ゆず湯は、丸のままでも輪切りでもかまいません。お風呂に入れると香りもよく、体がたいへん温まります。江戸時代には、冬至の日のゆず湯は大賑わいだったといいますが、柑橘類の成分は肌によく、ひび、あかぎれなどにも効果があります。また、ゆず湯や菖蒲湯のように、節日に水を使って厄除けする風習もありますから、邪気払いや冬の祭りの供物の意味もあったのでしょう。(株シマヤのページから)
メモ 生活の知恵が生きる冬至メニュー

    寒い冬 知恵を絞って 健康に 昔の知恵を 冬至で学ぶ 
     


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◆メモ 生活の知恵が生きる冬至メニュー
冬至の七種は「ん」が2つつくもので、なんきん(かぼちゃ)、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)で、これらを食べると病気にかからず、うどんは、運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じるので出世するといわれています。実際には「冬至冬なか冬はじめ」といって、寒さがいっそう厳しくなるころです。いずれも栄養があり、体の温まる食べ物ですから、寒い冬を無事に過ごすために考えられた昔の人の知恵といえるでしょう。(株シマヤのページから)

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石田ふたみ