2004年10月19日(火) |
ソフトバンク、ダイエーホークス買収に名乗り |
今や国民的関心事となったプロ野球新規参入問題。14日に行われた日本プロ野球組織(NPB)のヒアリングでは、ライブドアと楽天の経営状態などの審査が行われた。ライブドアと楽天は1997年に設立された若い会社である。ライブドア(設立1997年8月・資本金 23,964百万円)の従業員数は1,288名(平均年齢29歳、楽天(設立1997年2月・資本金39,825百万円)従業員数は721名(平均年齢30歳)で売り上げは共に100億円台である。両社共にコンピューターネットワーク関連であることも共通している。果たしてこの2社の新規参入がどうなっていくのか。
ここに通信大手のソフトバンクが、福岡ダイエーホークスの買収に名乗りを上げることが明らかになった。「球団の親会社ダイエーが産業再生機構に支援を要請したことを受け、ソフトバンクの孫正義社長が18日に福岡県の麻生渡知事らに会って買収の考えを表明し、協力を求める」(10月18日・朝日)という。ソフトバンクは、「ヤフーBB」などを手がける通信・インターネット事業の大手である。売り上げの規模でいえば、ライブドア・楽天の数10倍の規模だ。ヤフーなどの保有株式に約2兆円の資産価値があるとされ資金力は豊富なのだ。
しかも思いつきのような買収の意向でなく、昨年、ダイエーホークス買収を内々にダイエーに打診した経緯があるのだ。ダイエーは、機構への支援要請をした時点で決定権はダイエーを離れ機構や主取引銀行の意向となる。日本は案外と保守的なところがある。もしこの買収が失敗するようなことがあれば、在日韓国人3世の孫社長に、これ以上力を付けられたら困るという働きだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森431 2004年10月19日
お風呂で読める文庫本開発
お風呂で半身浴をしながら名作を読む・・・こんなことが出来る時代になってきた。湯船につかったまま読める文庫本を東京のベンチャー企業が開発し、インターネットで売り出したのだ。ポリ塩化ビニル製で、水にぬれても破れる心配がなく、ページもくっつかないという。発売したのは東京都中央区の「フロンティアニセン」(真下彪社長)。夏目漱石や太宰治といった国内の名作のほか、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」など海外の作品も入れた。すでに20作品を発売、年内に100作品をそろえる予定だ。1冊735円。今後は歴史インターネット小説や漫画などにも手を広げる予定だという。 インターネットでの本の販売数量は分からないが、このルートの販売が飛躍的に増加すると思う。なんと言ってもセブンイレブンのルートで受け取ると、運搬費も手数料無しというサービスなのだ。780円の本をインターネットで発注して今日受け取ったが、780円の消費税をプラスした代金を払えば良いのだ。しかも、この本の到着時刻がメールで送信されてくる。時代はうなりを上げて変化しているように思う。
ぬるめの湯に胸から下だけ長時間つかる半身浴が注目され始めたのは4年ほど前。なぜ半身浴が健康に良いのかなどは後日に送りたい。ともあれ平等に与えられている24時間をどのように使うかは、人それぞれの生活の文化だ。「日々是好日」を実感できる毎日を刻みたいものである。 ・ぬるま湯に 浸りながらの 読書など 人によっては この世は遊楽
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