『日々の映像』

2004年09月19日(日) プロ野球史上初めてのストライキ

 労組・日本プロ野球選手会は18日、プロ野球史上初めてのストライキに突入した。18日、19日に予定されていたセ、パ両リーグ全試合が中止になった。オリックスと近鉄の球団合併を巡る日本プロ野球組織(NPB)との17日の交渉が決裂したことで、セ、パ両リーグの6試合がすべて中止となった。2日間のストの経済的影響は、球団・球場への直接的な損失だけで19億円、周辺飲食店や交通機関などへの波及効果も考慮すると37億円になるという。
  それにしても日本プロ野球組織(NPB)は何を考えているのだろう。来季の新規球団参入を表明している企業が2社ある。NPB側はこの申し入れに対してどう答えようしているのか分からない。どうしてNPB側が『来季の新規球団参入に最大限努力する』と程度の合意ができないのだろう。「NPB側の怠慢以外の何物でもない」(夕刊フジ)との批判があっても仕方がない。
プロ野球のオーナーは平均的の余りにも高齢だと思う。時代の変化に柔軟に物事を組み立てる頭脳がほとんど停止しているのではないか。日本プロ野球選手会の要望、要求が常識を逸脱しているのもでない。よって、このストライクは世論の過半数の支持を受けているようだ。今回のストライク騒動で、若き指導者古田敦也選手会長が鮮明に浮かび上がっている。日本プロ野球組織(NPB)の指導者は、いったい誰なのだ。
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癒しの森 401                          2004年9月19日 
     
        NHKスペシャル「あなたの脳はよみがえる」

 100歳前後になってもなお、生き生きとした知的活動を保っている超高齢者がいる。今年2月10日と12日に百歳を過ぎても現役で活躍している人のことを書いた。反面一般的な高齢者は、85歳で女性25%、男性で20%の人にボケ症状が出てくる。できることであればボケないで天命を全うしたいものである。
 
 NHKスペシャルでこのテーマぴったりの番組が18,19の2日間に渡って放送された。18日のテーマは「あなたの脳はよみがえる」であった。超高齢者の脳は、これまでほとんど研究されたことのない未知の領域だった。しかし、だんだんと明らかになってきたのだ。「 これまで脳の神経細胞は、死ぬ一方で新生することはないと考えられていたが、最近の研究で、高齢になっても神経細胞は新生すること、神経細胞の数自身は増えなくても神経細胞同士をつなぐネットワークは高齢になっても充実すること、さらに老化で衰えてしまった脳もちょっとした心がけと工夫次第で、再びよみがえることがわかってきた」というのだ。
  
 番組では、98歳で施設の園長を務める さん、102歳の今も5キロマラソンを完走している大宮良平さんなど、100歳前後の超高齢者の日常生活を取材。脳をいつまでも生き生きと保つための秘訣が報道されていた。
   
  ・神経の 細胞までが よみがえる 不思議なるかな 脳の充実
     













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石田ふたみ