2004年09月09日(木) |
社会保険庁の不祥事どこまで |
社会保険庁の不祥事に関する報道が続いている。6月に年金の2重払いが明らかになった。年間10万円〜20万円であれば、事務処理ミスとして返還を求めるのは理解できるが200万円もの2重払いになってくると、その処理が問題になる。厚生年金の支給ミスは、「昨年も200億円以上の未払いと約24億円の払い過ぎが判明している」(共同通信)これでは制度そのものの信頼性に疑問が投げかけられるのも当然のことだ。 ・年金過払いまた1100人 社保庁、返納請求 7月23日 ・過払いさらに3500人 社保庁、返還請求へ 8月 6日 ・厚労省「監修料」、補助決めた職員に還流 8月31日 ・新たに500人に対する年金の支給ミス 9月 8日 7月になると上記の通り1100人の過払いが明らかになった。これは時効となる前の過去5年分について返還を求めるという。その他700人の過払いがあり返還を求める請求額は計18億円程度になるとのこと。 8月6日の報道は省略したい。9月8日の報道によれば、過払い額の合計は10億円を超えている。返還請求に多大な労力を使って、いったいいくらの返還があるのだろう。 詳しく記述する余白がないが、監修料の職員への還流もショックを受けるような事件だ。国民が予想だにしなかったところで社会保険庁の官僚は甘い汁を吸っていた。国民はどれだけ明らかになるのかを注視しておく必要がある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森 391 2004年9月9日 50代のあこがれは加山雄三、森光子さん 上手に年齢を重ねていると思うあこがれの著名人は、男性は加山雄三さん、女性は森光子さんであるという――。楽天が運営するインターネットサイト「インフォシーク」が、老後について50代男女から聞いたアンケートで、こんな結果が出た。ほかに森繁久弥さんや三国連太郎さん、吉永小百合さん、黒柳徹子さんらが上位に挙がって挙がっている。上手に年齢を重ねているトップは、何といっても森光子さんである。「放浪記」のことは、癒しの森2003年11月14日と2004年3月10日に書いた。なにしろ、1961年の初演以来42年間、ロングラン記録を更新中であった。そして2004年3月3日、放浪記の公演として1700回という未到の大記録を達成したのである。83歳の森光子さんは何時まで輝いていくのだろう。
今月21日に森光子さんに勝るとも劣らない若さと美貌溢れるご婦人が、我が家のうどんを食べに福島のいわき市からお見えになる。何かの機会に紹介したいと思うが70才で大学生のお孫さんも舌を巻くほど体の鍛錬がすごいのである。森光子さんは、放浪記の中で喜びを爆発させる「でんぐり返し」を今でも続けている。こうしたシーンのために毎日欠かさず体を鍛えていることはここで記述するまでもない。 ・光子さん 明るさ優しさ、おおらかさ 八十越えても 輝き増しぬ
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