『日々の映像』

2004年07月13日(火) 自民敗北の象徴:一人区14勝13敗

 農村地域が中心の一人区は自民党の牙城であった。2001年に行なわれた前回選挙では、「25勝2敗」と圧倒していたが、今回の選挙では14勝13敗という結果になった。今回の敗北を「国政選挙で『小泉効果』が影を潜めた」(13日・新潟日報から)とその全てが小泉首相であるとの論調であるが果たしてそれだけだろうか。
 
 民主党は、東京選挙区で連 ほうさん(36歳・ニュースキャスター)、埼玉選挙区で島立ちや子さん(41歳・歯科医院院長) 大阪選挙区で尾立源幸さん(40歳・監査法人職員・党府副代表)で代表されるように、さっそうたる人材を掘り起こしているのである。自民と民主との政策の差を即答できる人はどれだけいるだろう。事実防衛・外交・経済政策など国の根幹部分の政策の差はほとんど無いのである。
 
 よってこれからの選挙は立候補者の人材の差で決ってくると思う。今回の選挙での一人区13敗も人材の差が大きいと思う。自民党にとっては、秋田・奈良・高知・長崎・大分・三重などの現職が次々落選するのであるからかなりの衝撃である。自民党が従来と同じ候補者の選定方式を取っていたら、民主党に負け続け、人材の差が政権交代につながって行くと思う。
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癒しの森325                           2004年7月13日
         松坂投手 炎の156キロのスピード

 1998年8月23日の日々の映像は「球史に残る横浜高校の優勝」であった。最後の部分を引用したい。「信じられないことが最後の決勝戦にも起こった。高校球史に燦然と輝く大記録が生まれた。2日ぶりに先発した童顔のエース松坂投手が、なんと無安打無得点試合を達成したのである。この記録は59年ぶりであるという。高校3年生の松坂君の夏は、語り継がれる伝説となった」と結んだ。あれから、6年の歳月が流れた。松坂君が日本のプロ野球を代表する投手となった。
 
 7月10日のオールスター戦で松坂投手は3回から登板「どよめく場内。スコアボードに「156キロ」が記される。自己最速タイとなる驚異の数値」(スポンチから)の通り、156キロを3回も記録しているのだ。7月3日の書いたギネスブックに載っているノーラン・ライアンのスピードは100.9マイル(161.44)なのだ。この世界記録と比較すると、松坂投手のレベルがいかに高いかがわかる。
ライアン投手   161キロ  100
松坂投手      156キロ  96.89
 
 1974年にノーラン・ライアンが出し、ギネスブック記録されているスピードは100.9マイル(161キロ)なのだ。松坂投手は、このライアンの最高スピードの97%水準になっているのだから賞賛に価いする。100マイル(160キロ)を超える剛速球はボールが爆発するようにみえるという。その意味で松坂投手の156キロは炎のスピードと言ってよいだろう。

  ・伝説の 投手に迫る この記録 世界に誇れる 松坂投手
     


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石田ふたみ