| 2004年06月23日(水) |
「強姦100件以上やった」「鹿島」課長代理 |
人間性かけらもない様な若者引き起こす事件は、社会に衝撃を与えると共にどうしてこのようなことが起こるのか、という原因論まで発展する。ここでは起こった事件の2〜3件を取り上げたい。 記憶に新しいのが「スーパーフリー」(昨年六月解散)か引き起こした女子大生集団強姦・暴行事件でだ。準主犯格の元早大生、小林潤一郎被告(22)の判決公判が6月3日東京地裁で開かれ、中谷雄二郎裁判長は「被害者の人格や心情を一顧だにしない冷酷非道な犯行。被告人は積極的に犯行に加担し続けており、刑事責任は非常に重い」として懲役10年(求刑・懲役13年)の実刑を言い渡した。主犯の、元早大生和和田真一郎被告は公判中だが懲役10年を超えることは間違いない。 大阪市などで相次いで起こっていた強姦事件で、総合建設会社「鹿島」課長代理、桑田(くわだ)秀延容疑者(36)が、府警捜査本部の調べに「3年ぐらい前から、大阪市北部を中心に百件以上の強姦をやった」(6月21日・産経)と連続強姦を認める供述を始めたと言う。桑田容疑者は、鹿島の技術系の職員としてビル建築の現場監督などを担当、一人暮らしの女性が住んでいる確率の高い豪華なオートロック式マンションを狙って侵入。住民マンション構造を熟知して犯行を重ねていた可能性があるという。 なにしろ、桑田容疑者の犯行とみられるこうした強姦は5月以降、1週間に1、2回のペースで発生。暴力団関係者を名乗って被害者を脅迫し、金品なども奪っていたのだ。どうして、こんな人権無視の行動を取る若者が出るのだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森305 2004年6月23日 米企業(民間ロケット)が初の有人宇宙飛行成功 昨日に書いた米企業(民間ロケット)が初の有人宇宙飛行は成功した。「米航空宇宙技術開発会社、スケールド・コンポジットは21日、同社の開発した有人宇宙船の飛行実験で、民間では史上初めて高度100キロの到達に成功し無事帰還したと発表した」(6月22日共同通信)写真を見たが軽飛行機程度の大きさなのだ。 宇宙旅行を民間人の手で行なおうとするアメリカ社会の活力の敬意を表したい。飛行に成功したのは、流線形の本体の両側に短い翼を付けた「スペースシップ1」。運搬用の大型機(10人乗り程度の飛行機)で高度約15キロまで運ばれた時点で切り離され、ロケット噴射で高度100キロまで。80秒間で上昇したという。62歳のパイロット、マイク・メルビルさんが乗り込んだあたりもアメリカ的である。 民間の宇宙飛行開発では、有名実業家や元宇宙飛行士らでつくる「エックス基金」が、3人乗りの機体で高度100キロの飛行に2週間以内で2回成功した企業や個人に1000万ドル(10億8000万円)の懸賞金を提供すると発表しており、27チームが成功を競って来たのだという。民間が作る凄まじい活力だ。 ・民間で 宇宙旅行を 楽しむぞ 活力溢れる アメリカ社会
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