『日々の映像』

2004年05月10日(月) 盗難車が6万台もある日本

 日本は窃盗グループにとっては天国のような国だと思う。アメリカであれば窃盗の現場が見つれば射殺される可能性が高い。日本はそんな危険は全くないのだ。以前もここで書いたことがあるが、年間6万台もの盗難車があることは見方によっては大変な事態である。少なくとも窃盗グループが住みにくい社会にすることが政治の責任のように思う。

 年間6万台といえば、1日当たり約200台である。これだけの窃盗を毎日成功させるには、調査、下見、実行計画、実行、移送、改造、海外発送など膨大な組織と人員がいなければ出来ない。しかし、今まで大きな自動車の窃盗グループが検挙されたというニュースを目にした記憶がない。

警察庁など4省庁と民間団体でつくるプロジェクトチームの調査によると「最も被害に遭いやすい車種はトヨタの高級車「アリスト」で100台に1台の割合で盗まれていた」(5月6日・共同通信)被害を受ける持ち主は、盗難保険から保険金が出るからたいした被害でないかも知れない。問題は盗難車の価値が仮に最低100万円としても、6万台となると600億円なのである。悪の勢力拡大を放置してはならない。
メモ 盗難防止の切り札、イモビライザー
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癒しの森261                           2004年5月10日

        スーパー41歳 巨人工藤が無傷3勝目

 41歳巨人工藤が投げて打って巨人を同率首位に押し上げた。工藤無傷3連勝、通算194勝目となった。それにしても、セリーグは1.5ゲーム差の中に6チームという史上空前の大混セとなっている。

 工藤は「 5歳年下の桑田までがお父さんと呼ぶ中年の星」(スポニチ)なのである。3月5日の3勝目は直球とカーブで真っ向勝負だったのだ。その直球は初回に146キロ、二回には何と148キロというからまさにスーパー41歳と讃えなければならない。今年1月の自主トレで工藤は「かあちゃん(雅子夫人)が“150キロを見たことがない”って言うんだよ。だから150キロを出したいんだ」と言ったという。どんなに年を取ってもスピードへのこだわりという明確な目標を持っていることが工藤投手の“長寿”の秘けつのようだ。

 海の向こうでは、スーパー40歳 が大活躍している。5月4日に書いたクレメンスだ。なんとリーグトップの6勝目で通算316勝と6個目の三振を奪い、通算4137奪三振で、歴代単独2位の輝かしい記録をのこしている。工藤は日本を代表する投手である。この工藤の記録は41歳で194勝、クレメンスは40歳で316勝なのだ。クレメンスは超スーパー投手と讃えられよう。
   
  ・40を 越えてもなおかつ スピードを 目標明確 長寿の秘訣
     


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メモ  盗難防止の切り札、イモビライザー
多発する自動車盗難に対して、最近ではカーショップなどにも様々な防止グッズがお目見えしているが、盗難防止機能の切り札とも言えるのが、自動車メーカーが用意しているイモビライザーのようだ。イモビライザーとは、簡単に言えば「電子的なキーによる照合」によって、不正なキー(不正に作られた合鍵など)や不正浸入によるエンジン始動を防ぐことにある。
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石田ふたみ