| 2004年05月09日(日) |
年金未納:福田官房長官が抜群の演出 |
福田康夫官房長官が7日、国民年金保険料未納問題の責任を取り辞任した。同じく年金未加入が発覚した菅直人民主党代は、党内から辞任要求が噴出する結果となり、小泉内閣の大番頭が絶妙のタイミングで横っ面を叩かれたかたちだ。菅直人民主党代表は、閣僚を未納3兄弟などと口汚く辞職を迫っていたが、自分のことになると単なる手続きミスだと責任逃れをし、あげく行政が悪いような言い訳をしている。
民主党代表代行の小沢氏は「夕刊フジ」のコラムで菅直人民主党代について「年金問題を語る資格がないといえる。少なくとも、国民の年金不信を助長したのは間違いない」と強調。更に「年金未納は脱税に匹敵する。単に事情を説明して、ゴメンなさい、で済まされるような問題ではない」などと指摘している。党内の実力者のこの批判では、管代表は辞任に追い込まれる可能性が高い。
与党にとって「最悪のシナリオは菅代表に先に辞められること」だったという。民主党議員さえ「潔い」とうなるほど、福田氏の決断は菅氏の往生際の悪さを際立たせる結果になった。この決断が政治的効果を際立たせる演出となった。7月の参院選挙まで後少々しかない。菅氏の往生際の悪さは、民主党の票を数百万票減少させることだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森260 2004年5月9日
松井の活躍でヤンキース8連勝
3月28日に松井秀喜のことを書いた。2年目は必ず活躍するとの確信にもとずいて次の短歌で結んだ。
・いざや見よ 日本の松井の 2年目を 自信溢れる 勇姿凛たり
ところが、4月上旬は不調で打率が1割5分余りの時もあった。しかし、期待通りにその後猛打の爆発で、5月6日現在では打率.319、30安打、20得点など5部門でチームトップに立つ活躍となった。この松井の活躍で、連夜の逆転勝利をもぎ取り、怒涛の8連勝に導いた。
トーリ監督は「松井の献身的な、あのつなぐ姿勢が大切なんだ」と讃える。昨年5月の松井は不振であった。打率.261.1本塁打で「ゴロキング」とあだ名されたりした。しかし、トーリ監督は松井を1年間連続して出場させた。トーリ監督という指導者のもとで松井の力が100%発揮される構図が鮮明だ。
・信頼と 熱い期待の 2年目を 戦い勝ちたり 破竹の勢い
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