『日々の映像』

2004年05月06日(木) 子供の数23年連続で減少

 「こどもの日」を前に総務省が4日発表した15歳未満の推計人口(4月1日現在)は、昨年より20万人少ない1781万人で、23年連続で減少した。 総人口に占める割合は0・2ポイント減の13・9%で、30年連続で前年を下回った。 総人口に占める子供の数の割合が、どのように変わってきたを見てみよう。
          0−14歳    15−64歳    65歳以上
1950年      35.4%      59.7%      4.9%
1980年      23.5%      67.4%       9.1%
2004年     13.9%       66.7%       19.3%
 
 総人口に占める割合は、米国(21・0%)や韓国(20・6%)、イタリア(14・3%)などで諸外国と比べて最低水準になっている。考えて見ると身近に見える道路などの社会投資は、総てこの50年間で行ったものだ。何のために社会投資を行うのかという原点が霧に覆われているように思う。何故少子化を食い止めれないかという根本的な論議が必要だ
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癒しの森257                           2004年5月6日
         彗(すい)星三つが夜空に競演

 宇宙関係の雑誌には早くから取り上げられていたが、肉眼でも観測できる彗(すい)星が三つ同時に地球に接近している。現在、このうち二つが明け方の東の空で並んでいる。5月下旬の日没後に二つの彗星が同時観測できろとのこと。

 三つの彗星とは、01年に見つかったニート彗星、02年に見つかったリニア彗星そして今年3月下旬に見つかったブラッドフィールド彗星のことだ。この内リニアとブラッドフィールドはいま、明け方の低空に並んで飛行している。
 
 リニアは東、ブラッドフィールドは東北東に見えるという。「リニアはいったん姿を消すが、5月25日ごろから7月半ばまで、今度は日没後の西の低空で見える。ニートも、今月上旬から6月にかけ日没後の西の空に見え、競演が楽しめる」(5月1日・毎日から)という。今月25日からは、リニアとニートが夕方西の空で観測できるようになる。夕日を楽しんでから、美しく神秘的な姿で夜空を駆ける彗星を鑑賞するひと時を作るのは如何でしょう。
  
・尾を引いて 夜空を駆ける 彗星よ 無限の宇宙の 何処へ旅する
      


          
 
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石田ふたみ