| 2004年04月23日(金) |
03年度貿易黒字額、10兆円を超す |
財務省が21日発表した03年度の貿易統計速報によると、「貿易黒字額は前年度比16.3%増の11兆2376億円」(4月21日毎日)となった。黒字が10兆円を超えたのは99年度以来4年ぶりなのである。 これだけの黒字となったのは、中国圏(香港、台湾、中国)に対する輸出の拡大なのである。1990年前半から世界の工場として、中国の脅威論が展開されていたが、経済の発展とともに世界の一大消費地に変貌して来たのだ。 マクロの変化を整理すると次の通りだ。 1993年 2003年 輸出に占める中国圏の割合 約17% 約25% 輸出に占める米国の割合 約28% 約23%
上記の通り日本の輸出の25%が中国圏になっているのである。日本の景気回復の諸データは多く報道されているが、中国圏に対する輸出増が貢献していることは言うまでもない。一例を挙げれば「対中国の輸出は前年比28.6%増の6兆9656億円」(4月21日・毎日から)という具合だ。
日本の知事の中で、中国を「シナ」と侮蔑をこめて呼ぶ人がいる。その知事は上記のデータに対してどうコメントするだろう。 メモ IMF日本の成長を3.4%と上方修正 ――――――――――――――――――――――――――――― 癒しの森244 2004年4月23日 「冬のソナタ」ブーム
私はあまりテレビドラマを見ない。妻が以前「冬のソナタ」を見ていたことは知っていた。4月3日主演のぺ・ヨンジュンさん(31)が来日した時は大フィーバーとなった。詰めかけた数千人のファンは、30〜50代の女性が中心。「こんな男性、今の日本にいます?」「夢心地です」と興奮気味なのである。日本の熟年女性たちは、初恋という誰にでもある思い出をモチーフにした美しいドラマを渇望しているようだ。
主演のぺ・ヨンジュンさんに熟年女性達を熱狂させるだけの文化性があるように思った。ぺ・ヨンジュンさんはファンを「家族」と呼び、質問に真剣に答える。記者会見での「言葉や文化を学ぶことは、相手を理解すること、ひいては愛することの始まり。そうしたきっかけを『冬のソナタ』で作れたとしたら、誇りに思います。これからもそうした機会をもっと作れるよう、最善を尽くしてゆきたい」という言葉が印象的であった。
日本には、このような文化的な発言をする若い俳優がいないのかもしれない。『冬のソナタ』を通して日本と韓国の人々が内面的な連帯感を築くことが出来れば、民間の文化交流として大きな成果だ。NHKで4月30日(総合、午後11時)ペ・ヨンジュン(31)がロングインタビューに答える特番「素顔のペ・ヨンジュン」が放送される。 ・日韓の 不幸な期間を 乗り越えて 連帯育つか アジアの同胞
――――――――――――――――――――――――――――――― メモ IMF日本の成長を3.4%と上方修正 国際通貨基金(IMF)は21日、世界経済見通しを発表した。日本の2004年の実質経済成長率は3.4%と昨年9月時点の予測を2.0ポイント上方修正した。日本については輸出や設備投資の拡大、株価の好転が景気回復を支えており、日銀の金融政策もデフレの緩和に一定の役割を果たしたと評価した。 地価の下落、財政出動の減少がが続く中での経済成長であるので、日本の潜在力は大変なものであると思う。
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