2004年03月19日(金) |
高橋落選 CM界もショック |
3月15日以降高橋尚子の関する報道が大々的に続いている。この人の実績、明るさ、純粋さ、優しさ、ひたむきさで国民的な英雄なのだ。日本記録保持者を1回のマラソンの失敗を逆手にとって、アテネン選考からはずした理事会は今後激しい批判の対象にされるだろう。
高橋尚子とテレビCMなどに起用している企業にもショックの輪が広がったようだ。「五輪効果で商品の売り上げ増を狙うCMスポンサーにとって、不出場は大きな誤算。各社には午後の発表直後からピリピリムードが漂った」(3月16日スポニチ)しかし、ロッテでは「キャラクターの素晴らしさに変わりはなく、実績もあるから、あちらさんさえ良ければ、今後も応援していきたい」と契約続行を希望。高橋が社員として在籍していた積水化学工業も「選考結果にかかわらず、契約は続ける方針」とのこと。
3月15日、高橋尚子は小出監督とともに記者会見に出席し、現在の心境を語った。その一部を引用したい
「・・・日本全国のいろいろなところで多くの声援をして応援してくださる皆さんに、また元気な姿を見せたい。・・・陸上がこれで終わったわけではないので、やれること、やりたいことを監督と相談しながら、いろいろ選んでいきたい。 ・・・今回、自分も残念だったが、監督をオリンピックに連れていってあげることができなかったのが一番悲しい。また、スポンサーをはじめ会社の方など、期待を掛けてくれた人に、思いを返すことができなかったのが一番残念。・・・・(五輪と)同等に思えるような大会を目標に決めて、そこに全力でいく方がいい」 (3月16日・スポーツナビ) 高橋尚子は今回の落選をバネにして、新しいチャレンジを続けることだろう。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 癒しの森210 2004年3月19日
サッカー日本代表、五輪出場決める
昨夜のお茶間のテレビは、サッカー一色出なかったかと思う。 男子サッカー、アテネ五輪アジア最終予選(23歳以下)の日本対アラブ首長国連邦(UAE)戦が18日午後7時20分から東京・国立競技場であり、3―0と日本が劇的に勝って五輪出場を決めた。
勝利の内容は、4勝1分け1敗の勝ち点13で同組1位となったものである。 日本は前半12分、阿部(市原)の左FKを那須(横浜M)が頭で合わせて先制、同41分には阿部の左CKを大久保(C大阪)が決めて追加した。大久保は後半2分にも駄目押しの1点をもぎ取る。これで日本は、初めての3大会連続の五輪出場を果たす。
日本・山本昌邦監督は「体調不良で思うようなサッカーができなかったが、選手がぎりぎりのところで踏ん張ってくれた」と選手を讃えていた。 ・寒い夜 興奮が渦巻く 競技場 3点取って 歓喜の夜に
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