2004年03月04日(木) |
年金保険料:給付以外に4兆5000億円を使う |
年金福祉事業団は1961年に「年金加入者や受給者の福祉増進を図る」ことを目的に1961年に設立された。有名なのは全国各地で建設されたグリーンピア事業だ。同事業団で住宅融資事業を開始、この部門でも9320億円もの損失をだしている
厚生労働省の小出し情報がベースでの新聞情報ではその全体像はよくわからないが、多少整理すると年金保険料を年金給付以外4兆5000億円も使ったというのだ 1、年金福祉事業団の理事長報酬や職員の人件費など 5256億円 2、グリーンピア全廃に基づく損失 1兆3000億円 2、住宅融資関係の損失 9320億円 4、年金福祉施設の建設費など 1兆7424億円 年金給付以外に消えたこうした保険料の総額 4兆5000億円
上記4兆5000億円は年金給付以外に消えた保険料の「判明分だけでも4兆4879億円に上る」というから全体ではないのだ。社会保険庁の職員宿舎建設費や年金事務費などにも支出されてきた。
自民党は年金保険料の無駄遣いに国民の不満が集中していることから、厚労省に対し「保険料は今後、年金給付の原資以外には使わせない」(3月1日・毎日)と通告している。いままで、これほどの暴走を許してきたのは、従来の自民党政権であったといえる。それにしても、厚生官僚は天下り先のために湯水のごとく年金原資を使う・・・信じられないほどの無駄遣いぶりだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森195 2004年3月04日 火星に過去大量な水
米航空宇宙局(NASA)は2日午後(日本時間3日未明)、火星に着陸した無人探査車の2号機による地質調査で、「火星の表面が過去、長期間にわたり大量の水で覆われていた」(3月3日・共同通信)ことが確認されたと発表した。
これまでも火星を周回する探査機による地形の観測で、火星に水が存在した可能性が指摘される多くの写真が残っていたが、地表での調査活動によって直接確認されたのは初めてである。
NASAは「着陸地点周辺は過去に大量の水に覆われ、生物が住める環境にあった」と指摘。「水の確認がすぐに生命の存在を示すわけではないが、火星に生命が存在していた可能性が高まった」としている。
無人火星探査車の観測で、過去の水の存在を突き止められた火星の岩水によって形成されたとみられる層状構造(堆積岩)になっていたことから大量の水があった根拠となった。この大量の水はいつ何処へ行ってしまったのだろう。これからは生命の痕跡を探す調査になってくるようだ。
・人類に 夢を与えた この星の 神秘のベールも 現実的に ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ 火星に直径など 1、火星は太陽から4番目(水星・金星・地球・火星 )の惑星だ 2、太陽からの距離: 22794万キロ (地球 14960万キロ) 3、直径: 6764キロ (地球 12750キロ)
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