2004年02月28日(土) |
米国の破産過去最高の166万件 |
世界で最も繁栄しているアメリカ、しかし、社会の底辺では様々な問題が横たわっている。個人の破産申請件数が以下の通り空前なのである。
01年度 143万7354件 02年度 154万7669件・・・前年比7.7%増 03年度 166万 245件・・・前年比5.2%増
ここで03年度の破産の内訳を2月26日の毎日新聞から整理してみよう。 企業の破産 3万5037件 前年比 9.1%減 農家の破産 712件 前年比 46.8%増 個人の破産 162万5208件 前年比 5.6%増 計 166万0245件
上記162万5208件の破産の内「部分的な資産保全が許される形式の破産申請が全体の7割(約116万人)を超えている」(毎日から) このことは、以前に書いたがアメリカの破産法は、破産しても最低の生活条件(自宅・自動車・現金3万ドルなど)は保護されるのである。
しかし、あまりにも容易な破産手続きがこれだけの破産申請となっている側面もある。議会には債務返済をより厳しくする法改正の動きがあるようだ。 ――――――――――――――――――――――――――――――― 癒しの森190 2004年2月28日 ガンもストレスが大きな原因の一つ 現在の私の生活のパターンは、午前中は資料整理と、日々の映像の記述にあて、 午後は伊藤公認会計士事務所の顧問の立場で多少の社会活動をしている。
今週の初めに長らく世話になった会社の社長と懇談した。前回の訪問の時も話が出ていたが、今回もストレスとガン発症の関係が話題になった。翌日、新潟では名ある会社の常務を20年以上勤めたA氏を訪ねる。この会社の社長(兄)と専務(弟)がガンで死亡(ともに60歳前後)した時のてんやわんや話を聞く。
26日私が28歳の時から交流のあった社長を2年振りに尋ねる。以前よりかなり痩せており、術後ではないかとの印象を受ける。本人ははっきりとは言わなかったが、芳しくない病気の術後のようであった。癒しの森169にも書いたがガンとストレス(心の働き)が密接な関係にあるのだ。
会社を経営する社長は、日常襲ってくるストレスをどう認識し応戦の思考を固めるかが重要なのである。精神面で負けることは、即病気になるといっても過言でないと思う。そこで、伊藤公認会計士事務所でマネジメント会社とも連携して、経営者の「ストレスの認識の仕方と応戦の思考」(素案)をテーマとしたコンサルタント業務を展開する準備を進めている。
・ストレスの 認識方法 多々ありき 風を受けての 思考は如何
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