『日々の映像』

2004年01月25日(日) 主要5ヶ国における殺人件数

 昨年1年間に全国の警察が認知した刑法犯は279万136件であるという。前年に比べ2・2%減少したが、 殺人、強盗、放火、婦女暴行の凶悪犯に限ると、前年より8・7%増え、その検挙率も戦後最悪の60・3%に落ち込むなど、依然として厳しい治安情勢が続いている。 警察が捜査に重点を置く重要犯罪(殺人、強盗、放火、婦女暴行、略取・誘拐、強制わいせつ)は前年比で7・5%増加、2万3971件で過去最悪となっている。

 しかし、殺人に限ると主要5カ国の中では以下の通りの犯罪率はまだ低いのである。アメリカと日本は集計内容がほぼ同一である。アメリカは日本の5倍の殺人事件があるのだ。
主要5ヶ国の殺人の認知件数及び犯罪率 (認知件数の単位:件) /各国の統計書 
       認知件数   犯罪率   統計内容
フランス   2166       3.7    殺人及び殺人未遂
ドイツ     2860       3.5    謀殺、故殺、要求による殺人
イギリス   1558       2.9    謀殺、故殺、嬰児殺、及び謀殺未遂
アメリカ   15517      5.9    謀殺、故殺
日本     1462       1.2    殺人及び強盗殺人
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癒しの森156                           2004年1月25日
               一 本 の 松

 暖冬が続いていたがさすが1月21日の大寒を迎えると寒くなってきた。22日から本格的な冬景色で、この日は1日中吹雪となっていた。暦の上ではあと少々で2月4日の立春を迎える。しかし、これから2月15日頃までは、厳寒の日々が続くのだろう。

 人も植物も季節の変化に様々な対応をしてきた。地球上の植物の進化は、不思議というしかない。日本の植物を大別すると広葉樹と針葉樹である。広葉樹が広がる雑木山は、四季をさまざま美しく彩る。我が家にも3本の松があり1月22日から雪化粧をしている。寒いとも暑いとも言わず春夏秋冬いつも変わりなく無言で佇む。 
    
   ・冬来ても なお青々と 緑あり 寒風耐え抜く 松逞しき
     




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石田ふたみ