『日々の映像』

2004年01月11日(日) 東海地震情報が変わる

 東海地震に関する国の情報発信が、5日から大きく変わった。地震発生の切迫度に合わせて下記の3段階に情報が出る。

1、観測情報・・・・・学校などの授業の中止、生徒を帰宅させる。
2、注意情報・・・・・・黄色信号・・庶民は防災準備に入る。スーパーなどの営業停止。
3、予知情報」・・・・・警戒宣言に当たる。 

住民らは「黄信号」にあたる「注意情報」の段階で、これまでより早く、防災準備に取りかかることになる。
死者約1万人、倒壊家屋約46万棟の被害が想定される東海地震に該当する「8都県の255市町村が法律で強化地域」(1月4日・朝日から)に指定されており、この地域内の自治体や交通機関などは「注意情報」の段階で防災準備に入ることになっている。

個人としての防災準備は限られているが、この大地震を想定した準備が必要だ。少なくとも家具の下敷きになって怪我をするようなことは、最低限避けたいものだ。東海地震と言っても被害の予測からすれば、静岡巨大地震なのである。(メモ 東海地震の県別の被害予測)
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癒しの森143                            2004年1月11日
               ミクロの小宇宙

 1月8日記憶力に関連して、脳の無限の可能性を示唆する内容を記述した。一般に大宇宙に対して、人間の身体をミクロの小宇宙と呼ぶことがある。生死を繰り返す細胞の数、その中に納まっているDNAの数などを踏まえると、ミクロの小宇宙どころかミクロの大宇宙の感がある。

 宇宙のことを知れば知るほど、その背後に神秘な働きを意識せざるを得ない。人間の身体の内部を覗いてみると、これまた圧倒されるような神秘な情報がダイナミックに渦巻いている。

 今日は、身体の内部の玄関口で、ほんの一部を記述したい。まず、肉体を構成している細胞は60兆個もある。1997年11月30日の「心の動きと生命の暗号」に記述したが、細胞が1日で1兆個死に、1兆個が誕生するのだ。
しかもこの細胞の中に、30億個の文字が入っている。宇宙の距離なども計算できないが、身体の中にどれだけの数のDNA(細胞の設計図)があるのかも計算できない。  
 
細胞の数60000000000000×DNAの数3000000000
=身体を支えている細胞の設計図の合計
  
 ・細胞が 生死を重ねる 小宇宙 ダイナミックな 神秘の世界
     
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メモ   東海地震の被害予測(中央防災会議の資料から)
       住宅全壊     死者     重傷者
静岡     380000      7900      12000
愛知      53000       500       1600
山梨      16000       400       400
神奈川     6300        70       200
長野     12000        100       100
三重      3300        500        40
東京       20        ―        10
岐阜       10        ―       −
合計    470000       9500      15000
    




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石田ふたみ