『日々の映像』

2003年12月24日(水) 教員のわいせつ行為過去最多

 教師が生徒にわいせつ行為をして懲戒免職になる・・こんなことが毎年続いている。文部科学省のまとめによると「わいせつ行為を理由に2002年度に懲戒などの処分を受けた公立の小中高校の教員は175人と前年度より53人増え、過去最多だった2000年度の141人を大幅に上回った」(共同通信から)という。そして懲戒免職になった教員は97人にも達している。
 文科省は「子どもへのわいせつ行為は原則懲戒処分」との基準を示しているが、果してこれだけで良いのだろうか。子供たちの人権を重要視するのであれば、刑法による罰則も必要だと思う。刑法による罰則規定がないことに関連して、家庭内で起きる性的虐待のことを少々記述したい。
 児童精神科医の岡本正子・大阪教育大教授らの研究グループが実施した実態調査によると性的虐待被害児は「2001年度で 女児が162人(98%)を占め、虐待され始めた時期は6歳以下が23%、小学生が46%、中学生27%、高校生4%。特に小学4年以降に多かった」(12月17日・共同通信から)という。
 ここで書きたいポイントは、加害者である実父・義父に刑法上の罰則がないことである。日本はまだまだ人権後進国といわねばならない。婦女暴行罪の法定刑が強盗罪の法定刑より軽いことで見直す動きがあるが、教師によるわいせつ、実父の性的虐待も法定刑が必要だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  癒しの森125                          2003年12月24日
            栄養のバランスに発芽玄米食
 
 身の回りには、健康を害する原因が多くある。12月18日に子供の喘息のことを書いたが、この具体的な原因が分かっていない。文部科学省は「大気汚染や食生活の変化などが背景にあるのでないか」との見解である。大気汚染も原因かもしれない。しかし、自動車の走らないところにいくわけにいかない。最後の砦はいかに免疫力があるかどうかになると思う。
 免疫力を高めるには、なんと言ってもバランスのある栄養と睡眠であると思う。これが簡単のようで、なかなか難しいことなのである。妻が栄養のバランスを取るには玄米食が一番との勧めだあったが、昔食べた記憶が会って了解しなかった。
 しかし、二つの転機が訪れた。孫の体調のために玄米すべきだとの意見。発芽玄米食に興味を感じたことであった。玄米を25度c余りの水温で12〜24時間ひたして発芽寸前の状態にして炊飯(専用の炊飯器は市販されている)するのである。何度かテストしたが、発芽状態にするために、専用の炊飯器を使う必要があるが、炊飯は通常の圧力釜を用いたほうが良いことが分かった。この発芽玄米食であると、食べにくいことはない。
 この発芽玄米食を食べ始めてから2週間余り経過したが、毎日の便が根本的に変わり体調がすこぶる良い。その昔玄米食の効用を書いた本を読んだ記憶が残っている。その本では「人間が生きていくために36種類の栄養素が必要である。玄米を食べるだけで32種類の栄養を摂取することが出来る」(要旨)と言うものであった。
 もう一つ記憶に残っていることは、食欲に関する見解であった。「肥満の人に限って、抑えようのない食欲がある。それは何故か」という設題であった。この回答の要旨は「健康を維持するための栄養素36種類の内、不足している栄養素があると、身体がそれを求めて食欲がでてくる」との説明であった。
 身体が求めている栄養素が体内に入っていかないと、すぐに何かを食べたという食欲が出てくる現象になる。発芽玄米食を食べて2週間あまりであるが、空腹感がほとんどないのである。これは身体に必要な栄養素が満ち足りている証拠のように思う。
   
  ・健康は 粗食の中に 厳然と 飽食続けて 健康が害す
     


 


 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ