コンビニの存在は、青少年にとってマイナスに働く要素が多いと思う。私が青少年の頃は、食事と言えば親が作ってくれるものしかなかった。今はお金さえあれば、親の世話にならなくとも食事をすることが出来る。家庭崩壊の報道があるが、コンビニの存在も社会的要因の一つになっていると思う。 ブックオフのような古書店が増加している。新刊書を読み終えて,ここに持って行けば買い取ってくれる。コンビニのように、世の中が便利になったと単純に評価出来ない負の一面が生まれるのだ。中高生が、これらの古書店に本を販売することを目的とした万引きが増加している。書店によっては利益の大半が万引きによって失われているのだ。 経済産業省の調査では「約340店の万引き被害額は,年平均で210万円。〔1か月17万円余〕万引きをした人の6割が中高生だった」〔17日ヤフー〕というからこまったものいだ。店によっては、この万引きが死活問題になっている。やむを得ず万引き被害から店を守るために「捕まえたら警察に通報する」という店が増えている。川崎市で先月、万引きした男子中学生が逃走し,電車にはねられて死亡する事件があった。ある書店店長は「少年の自業自得」と切り捨てる。社会全体で青少年を育もうという余裕がないのた。
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