バブル崩壊前の失業率は、表(日経から)のとおり2%少々であった。この時代は、有効求人倍率が1.3から1.4もあった。それが93年以降は0.6前後になってしまった。これは、バブル崩壊を裏付けるデータの一つだ。 総務省が1月31日に発表したデータによると、2002年の平均失業率は5.4%と過去最悪となっている。 失業率の推移は、表のとおり93年からじりじりと上昇、昨年の12月時点では5.5%となってしまった。 消費者物価は、3年連続で下落するなど、デフレに歯止めがかからず景気は一段と厳しさを増している。いったいこの失業率は、どこまで上昇するのだろう。容認できる限界は6.5%だとの説もある。
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