『日々の映像』

2002年09月24日(火) アメリカのイラク攻撃

 イラクに関する報道がない日が1日もない。「米大統領、国連決議なしでもイラク攻撃と強調」(9月19日)「イラク攻撃、米大統領に作戦計画提出・米紙報道」(9月21日)「イラク脅威の証拠を公開へ・英、世論説得本格化」「アルカイダ幹部、アジアでのテロ計画を自供」(9月23日、以上日経)などの報道である。

 このアメリカのイラク攻撃の背景などについて8月17日に「アメリカの恐怖」と題して、その一断面を記述した。今は、アメリカによるイラク攻撃があるかどうかではなく、この攻撃がいつ始まるのかに移行している。

 なぜ、ここまでアメリカはイラクに対して過激になるのか。それは、イラク政府がテロ組織アルカイだに「化学兵器開発を支援するなど長期に渡って協力関係にあった」(9月26日 日経)としているからである。更にライス補佐官は「関係の全体が判明した時に全容を公表する」(同)としている。これが事実なら、フセイン政権は窮地に追い込まれることになる。

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石田ふたみ