| 2002年08月29日(木) |
携帯の普及人口比で60.3% |
総務省の発表によると、「携帯電話とPHSを合わせた移動電話の加入者数が7月末に7691万台に達し、普及率が6割を突破した」(日経から)という。この普及率6割とは、日本の人口1億2700万人に対するものだ。よって、音声による通信手段としてはあと少しで飽和状態になる。
この7691万台の内iモードの利用者数は7月末で、3400万人である。iモードは1パケット(64文字)で0.3円と安い。ドコモが今年発売した写真を撮って送れる携帯電話が好調に売れている。「4〜6月に出荷された携帯のうちカメラ付きの比率は3割を上る。」(8月9日 日経から)という。写真と映像を送ることにどれだけの価値があるのだろう。少しは冷めた見方も必要ではないかと思う。
音声と映像では桁外れの通信情報量の差となる。「映像だと1日5〜6回利用すると月に3万円程度になる。数十万円を超える高額利用者も現れ、ドコモへの料金問い合わせが増えている」(同)という。かなりの時間携帯とにらめっこしている人が多い。携帯の中毒にかかっている人がますます増加するのだろうか。
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