都市に熱がこもって、異常に暑くなるヒートアイランド(熱の島)が深刻になって来ている。東京・熊谷では20年と比較にならないほどの暑さだ。「7〜9月の気温が30度を超えた延べ時間は、最近20年間に仙台で3倍・東京や名古屋でも2倍に増えた」(7月13日 日経から) 政府は緑地帯の確保など総合的な対策に乗り出す。ビル緑化をはじめとする産業界の取り組みも始まっている。しかし、自動車や空調などから出る排熱は膨大なもので、少々の緑化だけで都市を冷やす事は難しい。最後はどうなってしまうのだろう。