| 2002年07月13日(土) |
製造業の陰の主役「金型」 |
製造業は日本経済の大黒柱である。この生産量は「名目GDPの21.6%(約110兆円)(7月8日 日経から)を占める。この製造業を支えてきた陰の主役が金型である。
ぺットボトルから携帯まで表のとおり金型を使わない製品はなにもない。この金型を作っているのが中小の町工場なのである。「日本が高品質の製品を生産出来るのは、町工場の技術協力が世界最高水準だからなんだ」(同日経から)それにしても、この金型の生産額が150億ドル(1兆8000億円)もあるとは知らなかった。
この金型を作る中企業のオギハラは「オギハラの金型がなければ、世界の自動車メーカーはボディーを作れない」(同)といわれるほどのブランド力があるという。この金型の生産額も表のとおりで、世界の金型の半分は日本で作っているという印象を受ける。
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