| 2002年04月26日(金) |
イタリアと日本の高速料金 |
日本の公共料金は、アメリカ・ヨーロッパなどと比較すると2倍以上高い。高速料金も以前に記述したが、地形の条件が似ているイタリアと比較しても表(4月22日 日経から)のとおり、べらぼうに高い。具体的には「走行1キロ当たり24.6円に1500円を加えた額」になっている。よって、日本の場合は、高速で100キロ先に行くと2460円に150円が加わって2610円の料金になる。 一方イタリアは、表のとおり1キロ当たり5.5円なので、100キロ先に行っても550円の料金だ。倍率で示せば。日本の高速料金はイタリアの四・四倍も高い。
アメリカとドイツは、表のとおり高速料金は例外を除いて無料なのである。両国は、税金で高速料金を作るので、日本の国道並に料金はかからない。日本は道路公団が25兆円、本州四国連絡橋公団を含めると30兆円を超える借金がある。高速料金の高さは、日本の高コスト体質の見本といえる。
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