| 2002年03月05日(火) |
牛・鶏・豚みんな偽装でした。 |
雪印食品と同じく、解散に追い込まれる候補の会社が現れた。その会社は、食肉卸業界3位のスターゼン(東京都港区)という会社だ。「国産の牛肉と豚肉の産地や品種を偽って表示していた問題で、同社は鶏肉でも虚偽表示を行なっていた」(3月2日 毎日から)と発表した。
農水省の渡辺事務次官は「有力な情報を得て、2月22日から立ち入り検査を実施している」(3月1日 日経から)というから、以前の三菱自動車と同じく内部告発なのだろう。 なにしろ、ブランド肉を装った偽装販売が2年間も続いたほか「豚肉の偽装分は出荷量の4割近くに上る」というから偽装が日常化していたのだ。このスターゼンという会社は、農林規格法に基づく告発の対象になるのだろう。産地の反応はどうか。佐賀県産のブランド鶏肉「みつせ鶏」に他の鶏肉を混ぜて出荷していたというから、産地からの告発と当然考えられる。
豚肉の場合は価格の安い白豚を「黒豚」と偽って販売していたというから、考えさせられる。この黒豚は特定病原菌が不在の豚として、通常の白豚より高く売れることが、偽装の背景になっている。牛肉の偽装はこうだ「通常のホルスタインを『佐賀白石牛』」と偽造販売していた。
卸業界3位といっても社会的な存立基盤はパックセンターだ。パックを偽装しなければ、経営が成り立たない構造的な背景もあったのだろう。
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