| 2002年02月17日(日) |
日本国債の格下げ検討(ムーディズ) |
昨年「日本の富士山(財政)は爆発する」と題して記述した。昨日記述したように膨大な円資金が金に変わることも爆発前の火山性微震のようだ。1月7日に記述した円からドルへの逃避は、爆発前の小噴火のように思える。 米格付け会社のムーディーズが「日本政府が発行する円建て国内再建の格付けをAa3から格下げる方向で見直す」と発表した。上記の指摘しているポイントのとおり、デフレ・銀行システムの脆弱さ・公的企業の政府の負担増・信用リスクの悪化などを挙げている。 前回の格付けは、01年12月であった。その時は「次の結論は18ヶ月以内に結論を出す」(2月14日 日経から)と表明していた。それから、2ヵ月しか経っていないのに格下げの可能性を発表している。しかも、「経済を安定軌道に乗せるメドがたたないと見れば異例だが次回は日本国債を一気に2段階格下げする可能性がある」(ムーディズ、日本国債格付け担当、トム・バーン氏)と表明している。 アメリカの民間会社が、日本の国債の格付けをするのはけしからんとの見解もある。日本の国債は98年まで米国、英国などと同じくAaaであった。その後格付けが3段階も下落して来た。いったい、膨大な国債を誰が買っているのか。 国内銀行の保有は60兆円少々なのだ。細部は省略するが、国債の50%以上は公的資金(郵便貯金・公的年金の積立・日銀)が買っている。
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