日本の高物価がどのようなかたちで壊されていくのだろう。高速道路を例にとれば、ドイツ・イギリスは無料である。アメリカは一番高いケースでも1台3ドルだと聞く。日本と同く山間部が多く、建設コストが高いイタリアでも高速料金は日本の5分の1であるという。 その他の公共料金は、昨年の12月に書いたように、ドイツ・フランスなどと比べると約2倍だ。賃金は国際水準の上位と言っても物価が高ければどうにもならない。 日経で1月8日から競争力の研究と題するリポートが続いている。1月24日に紡績業の賃金水準が出ていた。 日本の時給が仮に1000円だとすれば、イタリア560円、韓国204円、タイ45円、中国26円、インドネシア12円だ。最も話題になる中国の時給は26円、日給208円(26円×8時間)でも食べていける物価水準なのだ。この物価水準で一定の技術力が高まって来たので、1月21日に記述したように、世界の外国企業が中国への直接投資をする。これだけ日本の物価を高くした政治の責任が問われると思う。
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