1997年01月05日(日) |
目標(悩み)のない人生?(脳がボケる) |
新聞の調査によると、今の若い人は「悩みがない」と答えるひとが30%もいるという。調査の質問方法も悪かったのかも知れないが、我々の年代では考えられないことである。希望・夢を持っていれば、それを達成することが、悩みになるのではないだろうか。悩みがないということは、希望・夢・目標を持っていないことになる。これでは余りにも感性の乏しい生き方といわねばならない。 ベートーベンは偉大な音楽家である。ベートーベンの解説を読んだが、次の言葉が鮮烈に私の胸に飛び込んできた。 「希望よ お前は心を鉄に鍛える」
次のような句を綴ると今の若い人の30%は、相手にしないのだろうか。1月1日に書いたエール大学の事例が真実だと思う。20年後に幸福感と成功感を強く持てる人生を送るには目標を掲げることが絶対に必要なのだ。この目標は、別に若い人だけのものでなく、60歳で定年を迎えた後の人生にも明確に必要なのだ。定年後何の目標も持たずに日々を送ると、数年でボケ老人になってしまう例がある。
・目標を 掲げることが 人生だ これが無ければ 脳がボケ行く
今日は日曜日。俳優の西郷輝彦さんが中心の日曜てい談を読む。話す内容も理路整然としており、魅力のある人である。特に芸術の道をひたむきに進もうとする目標に気迫がこもっているようだった。
・生涯を かけてやりたし この道を 文化知る人 心ひろびろ
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