やんの読書日記
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2005年04月10日(日) |
ヒエログリフを書こう! |
フィリップ・アーダ著 吉村作治監修 林啓恵訳
古代エジプト展で見た石版 ほとんどが死者の埋葬品に使われたもので 人物と動物、食べ物にヒエロブリフという 象形文字がびっしり、それも美しく整然と 彫り付けられている。 一体なにが書いてあるのか それを解読したのがフランス人のシャンポリオン ということは昔世界史で習ったことがある。
この本は複雑なヒエログリフの 基本的な読み方や成り立ちを解説しているのだけれど 右からも左からも、縦書きもできて 王族の名前はカルトゥーシュというロープのわっか の中に書かれているのだそうで ツタンカーメンやアレクサンダー大王、クレオパトラも カルトゥーシュに書かれているらしい。 読み書きのできる書記が実力を持った時代 学問とは普遍的なものなのだということが分かって 感動した。 自分の名前がヒエログリフで書けるといいな!
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