やんの読書日記
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2005年02月14日(月) 新てんかんとわたし

ひびけ!とどけ!34人の声...

社団法人日本てんかん協会編
 

てんかんについては若いころから理解していたつもりでいた。
隣に住んでいた女の子が大発作を起こす子だったし
学生時代には講義中に発作で倒れた子を見ていたし
長女も軽度で今は完治しているが同じ病気を持っていたからだ。
けれども34人の手記は私の思っていたものより厳しく、つらく悲しい
病気であることによって学習の場や就職の機会が奪われてしまう
発作の現場を見られたくない、という本人や家族の
つらい気持ちがのしかかってくるようだった。
教育の機会を求めて働きかける家族の人々
前向きに生きる本人の姿を読むうちに
自分の立場がいかになまやさしいものであるかがわかってきた。
周囲の人の理解を求めなければ。
それは人に優しくなるということ。
自分は関係ない、と逃げていないでもっとよく知ろう。


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