No._ _ _ _ _ _ _ _ _ Date 2005年02月04日(金) |
あたりまえ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 623の言葉を思い出します。失ってはじめて気付く『あたりまえ』。 習慣と言うのは厄介なもので、家に帰って来たら口笛を吹く、夕方になると今の電気を点けなきゃと思う、果物を食べれば小さくかじって少し残す、10時になればもう寝かさなきゃと思う。日常のいろんなところにポチポが潜んでいます。 この空虚感はなんだ。それを埋めようとして必死で新しい『あたりまえ』を模索している。それでも母と話すことはポチポのことばかり。やっぱり我が家はポチポが切り盛りしていたのだなと改めて思う。なんでもポチポが中心だったんです。 あの子はペットじゃなかった。家族です。まだそこにいるような気がして話し掛けては、返事が返って来ないことにまだ空虚感を覚える。こんなに話し掛けられてばっかりじゃ、天国にも行けないかな? 悲しいと言うのとは違う。今は一時的にどこかへ行ってしまっているだけで、すぐにまた会えるような気がしている。ただ淋しい。すごくすごく淋しい。 それでもデスノートの新刊が出ていれば喜んで買うし、普通の顔してサイトの更新もしているし、おもしろいことがあれば笑う。やっぱりまだあの子が亡くなったと言う実感がないので、日常生活に支障が出ることはない。こうやってポチポのいない日々に慣れて行くのかな。 「明日病院の帰りにペットショップ寄って来よう」 なんて冗談言ったけど、まだ羽の生え揃っていない雛たちを見たら泣いてしまうかも知れない。愛されるために産まれて来るペットたち。ここまで愛せるほど特別な彼女と出会えた私は、なんて幸福なんだろう。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |