どうにも耐えられなくなって 彼のマンションを出ようと思った
支度を整え 眠っている彼にそっと おやすみを言って帰ってしまおうと思った
結果から言えば たった今彼に家まで送ってもらった所 2泊3日を一緒に過ごした
彼のマンションにいた何時間かを除けば ワタシは幸せだった
彼と遠出するのも これだけの時間を一緒に過ごすのも もちろん初めてで お互いに「飽きちゃうかもね」と言っていた
車の中で 「どう飽きちゃった?」お互いが聞き お互いが 「全然!」と答えた
ワタシ達は決しておしゃべりではない 沈黙が続く方が多いくらいだ でも それが気にならない
一緒に歩く時に 彼の手が 肩であったり腰であったり ジーンズのポケットだったり 手をつないだりと いつでも ワタシのどこかに感じられた
あの時帰ってしまっていたら 本当にサヨナラだったのかもしれない
今彼が家に到着したとメールが来た
また遊ぼうね。。 それが二人の一緒の思い。
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