イツカクルサヨナラマデ

2003年06月24日(火) 一緒にいたい

『遅くまで付き合わせちゃってごめんね
 本当はすぐに帰るつもりだったんだよ
 産まれるまでは我慢しようって
 いいきかせてたのにホントこらえ性がないこと私』
「それはお互いさま」

上り終電で彼を乗り換えの駅まで送り
帰りにしたメール

彼の事務所で仕事をしていると
たまらなく一緒にいたくなる
飲むだけでもいいから
二人一緒にいたいと思う
奥さまのお産が近い彼をひきとめたくはないのに
彼に「行こう」と言われると
断ることができない

空いてる店内のカウンターでキスをし
外の階段でキスをし
駅の構内の柱の陰でキスをし
「いつも一緒にいるよねー」と笑いながら
飽きもせず
キスをし抱き合い
初めての恋でもないのに
妙にバカばかりしている

「もうすぐ3年になるんだよ、長いね」と
彼が言う

彼と過ごす時間がこんなに大切になって
しまうなんて思いもしなかった・・3年前の夏から


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