イツカクルサヨナラマデ

2003年04月23日(水) VOL.22

夜勤明けの彼と帰りが一緒になった

「昨日からぎゅ〜ってしたかったんだ」

疲れているのも眠いのもわかっていた
それでも
彼の気持ちに応えたかった

マックを買った
「ぎゅう〜」と声に出して
抱きしめてくれる
キスをしては互いに笑顔をかわす

疲れを感じさせない彼の前で
飲んでいないにもかかわらず
シーツは冷たいしみを大きく広げていた


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