夜中の1時すぎにメールがきた ホテルの916号室にいると
行かないよ。ゆっくり寝てくださいと返事をかえした 「さびしいな〜」 「無駄な外泊をしないで私のためにとっておいて」と 図々しいメールを続けた
彼の友人が 「奥さんにいらぬ心配をかけるから あんまり飲みに行かない方がいいですよ」と 大きなお世話の言葉を彼に投げかけたらしい
その人からみれば 私が彼を好きで、私が誘っているようにしかみえないのだろう 誘惑する悪女か
彼がそれを気にする風でもなく 私に話し 「今週は飲みに行けそうもないね」 「しばらく真面目に帰るか・・そしたら又、泊まれるからね」 「昨日は○○さんがいなかったから眠れなかったよ」 全くかわらない それが救い
彼との時間を少し控えようと思い立った途端 私の携帯は 他の男のメールが増えた 不思議だ 久々に遊びに行ってみるかな
彼には内緒だ
所詮、そんな女かもしれない 彼に心が向くのが怖いから・・なんていい訳にもならない
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