イツカクルサヨナラマデ

2003年01月25日(土) VOL.10

珍しく早い時間から逢えた
コンビニ弁当とビールを買ってホテルへ

飲みながら、お風呂に入りながら
セックスしながらでも、おしゃべりが続く

最初の挿入でいきなり潮をふいた
シーツに広がるしみは
何度経験しても恥ずかしい

濡れすぎを通り越した私では彼に悪いなと思う
「ねぇ、これじゃガバガバだよね。。ごめんね」
「いいさ、嬉しいし」
「でも気持ちよくないでしょ?」
「そんなことないよ」
「ん〜でもガバガバ?」
「・・ガバガ・・くらい(笑)」

恥ずかしい音の中で
顔を隠しながら登りつめる

2度目は大丈夫なはずと思ったが
だめだった
冷たいシーツに触れながら思わず笑ってしまい
饒舌になってしまった私は彼を萎えさせた

乳首を愛撫するとくすぐったいと笑う
身体をなめまわし
フェラをすると
「エッチだねぇ」と笑う

一緒にいきたがる私に
「それはむずかしいさ」と笑う

いつでもどこでも笑っている

2時間の休憩をとっくにすぎ
時計を見ると終電さえない
フロントからの電話に
「このまま泊まりにできますか?」という彼

私はなぜか彼を帰したかった
「送るから・・」

すぐに支度をしてホテルを出た
お腹をすかした彼は
途中、コンビニで焼きそばを買い食べながら歩く

彼の運転でまた遠回りをしながらのドライブ
「またちゃんと時間作るからね。
 今度は泊まろうね」

電気の消えた彼のマンションを通り過ぎた所で
彼をおろした
「大丈夫?ちゃんと帰れる?心配だな〜」
「うん、大丈夫。ナントカなるよ」

B'zを聞きながら
一人で運転し、帰宅。3時。。

「仕事やめちゃダメだよ。。やめないでね」
と本気で言ってくれた

どうして男と会わないと捨てられちゃうよなんていうの?
と聞く私に
「だって、俺はいつでも一緒に居てあげられないからさ」

「ねぇ。。別れる時はへんな別れ方だけはしないでね」
「それはないと思うよ。それにきっと
 そうなったら自分で察して自分から離れるでしょ」
「うん。。そうかも」

「転勤になったらそれまでかもなぁ」
「そうだね。その時は素直に泣くわ」


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