MOTOYANの日々題
DiaryINDEX|past|will
新型コロナでの経済活動の低下を抑えるために各都道府県が独自に行う宿泊支援事業の中で旅クーポンを昨年の夏に購入していたが、使う機会もなくて放置していた。5千円で1万円分の宿泊クーポン券で今月末が使用期限だった。 使わないのはもったいないが、使えば追加で出費になる。せっかくだからと近辺の空室状況を調べて予約した。自宅がリフォーム中で足場がかかり、塗装した直後で塗料臭が室内に残っているので、自宅から車で10分ほどの海に面したホテルで眺望がよくて天然温泉の大浴場がある。準公共の施設だから高くないので来客があれば推奨しているホテルだ。 次の日が出勤だから朝食をとったらそのまま仕事場へ向かう準備を整えてチェックインした。夕食は近くのスーパーで調達した。私立中学の入試があるためか小学生と親の宿泊者が多い。全国区の中学だから県外から訪れているのだろう。 温泉につかり、夕食を済ませ、テレビで「新解釈・三国志」をみながら眠りについた。夜中にエリアメールの緊急地震速報が鳴り響いた。驚いて飛び起きた。かなり眠ったような感じだったので明け方かと思ったが、まだ1時過ぎだった。10秒くらいしてから揺れだしたので震源地は近くではないと推測した。8階建のビルが30秒ほど揺れた。震度3程度の揺れで震源地は大分と宮崎沖の日向灘とのことだった。時刻的にすぐに眠りにつけた。 朝食をしっかり食べて早めにチェックアウトした。リフォーム業者から地震は大丈夫だったかの連絡があった。足場がギシギシと音を立てて不安ではなかったかの内容だった。「たまたま昨夜はいなかったのでわからない」と返事した。足場が崩れずにしっかり家が立っているかはわからないので確認してくださいとお願いした。家の近くのホテルに宿泊するなどめったにあることではない。クーポン券とリフォームに感謝したい。
|