MOTOYANの日々題
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2022年01月07日(金) 凍結により転倒事故多発

関東地方に大雪がふり、歩行者の転倒や車のスリップ事故が多発している。二日前、数人の気象予報士のほとんどが関東に雪が降ってもちらつく程度で積雪までには至らないと話していた。
ところが予想と真逆で10センチほどの積雪があり、道路を中心に交通がマヒするまでになった。天気予報がいかに難しいかの現実がみえた。
雪が病んでも気温が低いので道路は凍結してアイスバーンとなって慣れない都会人はスケートリンクで滑るよりも高い確率で転倒していた。靴底の素材や構造で氷の上では想像以上に滑りやすいものがある。氷と相性がいいのか悪いのかよくわからないが溝があってもそこに氷が詰まるとスケート靴よりも滑りやすくなりコントロールできない。
スケート専用シューズは金属のエッジで止まったり曲がったりできる。ゴム製の雨靴やタイヤでもひとたび滑り始めると自然に任せるしかない。慌ててバランスを体でとろうとすると確実に転倒する。
転倒して打ち所が悪ければ救急車出動となり、9歳から97歳までの215人が搬送された。幸いにも重傷者はいなかった。
南国に住んでいると氷で滑って転倒すること機会はない。北国では日常的に凍っていても転倒する人はほとんどいないそうだ。中には氷の上を走ることができる人もいるそうだ。慣れもあり、体の使い方を学習しているのだろう。
保育園の子供たちが園庭で鬼ごっこをしていた。鬼に追われて転ぶ子供は多い。狭い園庭には遊具や樹木などの鬼ごっこへの障害物が多い。見ていて衝突しないか心配だが、一人としてぶつかる子はいない。転ぶのにぶつからない。もしかして毎日遊んでいる庭の障害物を完璧に認識しているのではないだろうか。


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