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幻に捧ぐ
2014年11月30日(日)
曇り空を駆け抜けていく
鳥
ああ 幻だ
嘘をついた
嘘だ
真実をついた
真実ばかり
それが君には嘘だった
温かい鼓動
許される呼吸
生きているのに
どうして僕らは別れてばかりいるのだろう
君は悲しみをぶら下げて歩いていく
僕は孤独を持て余して見ないふりをする
雨が降る
雨よ降れ
雪になれ
冷たい風が僕を刺す
永遠と永遠と永遠が繫がっていく
一部始終を覗き見て
短い生涯を幻に捧ぐ
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ひとこと
熊野
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