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サンドペーパー 2006年03月08日(水)

僕のざらついた心を
君はやすりで削ろうと すべらかにしようと
するけれど
それが正解だって
誰が言えるの?

君が言うような僕が
世界で一番素敵な男になれるなら
何度だって やすりをかけよう

かかとを鳴らして不恰好にした靴
君は大嫌い
と叫ぶ

僕の心はきっといつまでもざらついたまま

君から離れてもいつまでもざらついたまま

どうしたって 無駄さ
やすりはいつのまにか使えなくなるんだから

その手に持ったやすりを捨ててよ
その手を僕に預けてよ

そうしたら 少しはわかると思う
僕の心が君が思うとおりじゃないってこと





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熊野
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