バビロンまで何マイル?
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衆院選が8/30になってしまった。
また都庁に行かないと。 8月中はまだ仕事は見つからないだろうと思っていたところなので、ちょっとラッキー(爆)
でもまあ、こんなどさくさの間にとりあえず臓器移植法が改正されたのは、私は良かったと思います。今までは外国の移植待ちに大金払って割り込んでたんだし。そりゃあ「日本人の面倒は日本で見ろ」って言われますよ。
ただなんつーのかな、「遺体」に対する認識が日本と外国とはちょっと違うしな。 日航機墜落事故の時に立ち会っていた警察官の記録を読んだんだけど、日本人は「五体満足な遺体(表現が微妙)」を求めるのだけれど、外国人搭乗客の遺族は、確かに123便に乗ってました、そして生きている確証はありません、でOKだったんだそうだ。 「神様のところに行けたならそれでいい」ってことのようで、だからその抜け殻たる遺体にはさほどこだわらないんだろう。そしてその考えが(特にキリスト教圏に顕著な)チャリティ精神と合わさって、臓器提供がされる要因になるんだろうと愚考する。
でも日本人の感覚はそうでないからね。私はピアスの穴をあけた時も、献体登録しようと思った時も「親からもらった身体を云々」って怒られましたよ。けど甥や姪にろくにお年玉もあげてないのに「墓参りよろしくね」なんて言うわけいかないじゃないですか。そもそも墓いらないし。庭の隅に立てられたアイスの棒でもいっこうにかまわないし。
…自分がこんな考えになったのは、研究者になろうと思った頃からかな。それから20年、まだまだ人間には分からないことが多すぎる。自分の身体が少しでも役に立つなら使っちゃってくださーい、とさっくり思える自分がいる。
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