バビロンまで何マイル?
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2009年07月10日(金) |
そうだ、選挙に行こう。 |
そんな訳で東京都議会選挙が公示され、家の回りも時々選挙カーが回って来たりする(けど、昼間に来てもお年寄りと他のところから来てる人しかいないぞ)んですが、そんな中私が気にしていたのは選挙公報の配布。
数年前の参院選で、インディーズ候補(大川豊総裁の造語)の選挙公報のあまりの面白さに、それから選挙のたびにちまちま集めるようになったんです。
自分の住んでるところは昨日投函されてました。うん、せっかくならあちこちのを集めてみよう。そう思った私は、まず今日はクックル先生のクリニックのある区、薬局のある区(いつも薬をもらうところが決まってる)をもらったところで、今日はバスの1日パスがあるからちょっと遠出してみようと思って豊島区役所へ。 これで4つそろった訳ですが、そういや新宿区に元レースクィーンの人が出馬してたな、これは押さえておかないとと思って新宿に出ることにしました。
ただ、新宿区役所って駅から離れてるし、けっこうやさぐれた所にあるんだよね。暑い中歩くのめんどくせーとか思ってたんだけど、電車の中で「新宿区のぐらいなら都庁にあるんじゃね?」と思いついた。
で。 とりあえず先に都庁に行き、受付のきれいなおねいさんに「選挙公報、どこでもらえますか?」と聞いたら「39階の選挙管理委員会でお配りしております」とのお答え。
え?その辺に置いてないの?(区役所だとたいてい入り口付近にある)
(´Д`;).。oO(なんかでかい話になって来た…)
と思いつつもエレベーターに乗り、オフィスに向かう。あー、長いこと無職だからこの雰囲気緊張するわー。
受付にたまたまいた人に「あのー、選挙公報頂きたいんですけど…」と言ったら担当の人に取次いでくれた。 出て来たのは若い男性。
(´・ω・`)「新宿区の公報ですか?」 (´Д`)「えと、頂けるならできるだけたくさんの選挙区を頂きたいんですが」
で、兄さんが持って来たのがこれ↓
うおお。 23区どころか多摩地区、島まであるぞこれ。
もらう時には一応名前を聞かれます。特に何かある訳ではないらしいんですが。
(´・ω・`)「ちなみに…どのような用途で?」 (´Д`)「個人の趣味で…ちょっと前から集め始めてるんです」 (´・ω・`)「はぁ、面白い趣味ですねえ(笑」ってあんたが言ってどうする。 まあ、個人でこんなんまとめてもらいにくるのは大川豊総裁(って書いとかないと今回ややこしい)とおいらくらいなもんだよな。
でも国政選挙の時もここに来ればまとめてもらえるらしいので、なんか常連になりそうな気配(爆
かなーりほくほくしながら帰って来て、軽く読みながらファイルして行ったんですが、なるほどこれだけあると政党ごとの訴え方に傾向が見えてきます。今回の争点は「オリンピック誘致」「築地市場の移転」「外環道の延伸」「新銀行東京の始末」てとこですね。あとは地域の医療と子育てとか。 40代半ばくらいまでの候補者は大体年齢を大きく書いてます。若けりゃいいってもんじゃないけどさ。その反動か、年配の人は成果を強調。 目当てのインディーズ候補もいい感じの人がいます。 先日いきなりできた「幸福実現党」の候補者は今回皆さんテンプレみたいですね。まあ全員新人だからそんなもんか。
ただ気になったのはこの「空き」ね。裏はほとんどこんな感じです。候補者全員に均等なスペースを配分しなければならないし、選挙区が細かく別れてるから仕方ないんだけど、なんとかならんのかなぁこれ。
ちなみにさっきのお兄さんに「日記のネタにしたい」と言ったら「ぜひお願いします」と。 選挙公報を活用して、投票に来て下さい! とのことです。
公報だって税金使って作ってるんだし、選挙ってとにかく金がかかってるんだから、それを捨てるってのはもったいないですよ。 「白紙で」「棄権で」民意を示す、ってのは無理だ。それは全権委任をしますよ、と言う風にしかならないよ。昔自民党の誰かが言ってたでしょ。
自分の意志を示したかったら、やっぱり投票に行くべきだと思います。 たとえは悪いが、皆さんの一票は全財産ぶち込んだ単勝馬券なんですよ。だから事前の調べをじっくりして、納得して投じるものなんだと。 私は日曜日用事があるので、明日Gacktのライブ前に期日前投票に行くつもりです。
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