バビロンまで何マイル?
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2003年03月14日(金) ぢしん

 今回、不幸自慢な上に下品です。得意なネタなんだが(笑)
 そんなのイヤンな方はここから先は読まないように。



 「ぢ」になってしまいました(泣
 今月の始め頃、トイレでなんかやな感じがしたのよ。おいらはインド人がびっくりするほど(インド料理屋で本当に驚かれた)辛い物好きなんだが、それでも普段は1日たつと落ち着いてたのが今回、なぜか痛みが増すばかり。ここんとこ大して辛いもの食ってなかったのに…お通じが悪かったのもあったらしい。
 おまけにおいら花粉症でな。くしゃみするたびに「はうっ」という状態になっちまったので、とりあえず痛む尻を自転車に乗っけて薬局行ったのよ。んで「…ボ○ギノール軟膏下さい」と。
 そしたら「フェミニズムの闘士」みたいなショートヘアの薬剤師おばさんてばのんきに「痔のときはねー、ビタミンEも一緒に取ったほうがいいんですよー」なんて言いやがる。親切で言ってんのは分かるがなにせ声がでかいんじゃヴォケ。コンドーム買うより恥ずかしいんだよこっちは。男の人じゃやだからわざわざ待ってあんたんとこ行ったのに、マツキヨ中においらが痔患い真っ最中だってばれちまったじゃねえか。
 いいから早く寄越しやがれ、と会計済ませてとっとと家に帰る。途中で欲しかったのは「ボ○ギノール注入軟膏」だったということに気がついたが、あまりに尻が痛くてそんなことかまっちゃいられない。
 家に帰ってさっそく軟膏をぬってちょっとほっとする。これでなんとかなるだろう…その時はそう思っていた。

 一週間後。軟膏で一瞬痛みはおさまったが、しばらくたったら逆に刺すような感じになってきた。薬変えたり坐薬も試したりした(女一人で坐薬を入れる図…首くくりたくなるよ、ほんと)んだがおさまらない。お風呂でちゃんと温めるといいという「ポケット版家庭の医学」に従って、いつもはシャワーなんだがちゃんとお湯を貯めて入ってみたりしたんだが、そのお湯がしみる始末。
 ある日の夜「いててて」とつぶやきつつ風呂から出て、ふと思い立って患部を鏡で見てみた…周囲が月面のようになってた。軟膏でかぶれてやんの。いやあ気持ち悪いのなんの、久しぶりに全身に鳥肌が立ったよ。今でも思い出すと腕のむだ毛がかるーく立ち上がる(笑)

 異状発生から約10日後、とうとうあきらめて病院に行く。
 しかもここでも医者の声がでかい。もー待合室にまる聞こえ。良い先生なんだが。おいらはもう恥ずかしさを通り越して全面的とほほ状態。
 「ちょっとおし…患部(一応気は使ってるらしい)見せて…あーこりゃすごいねー」すごいから来てるんだここに。
 昔、小遣い稼ぎに「エロ雑誌のサクラ」なるものをやったことがあるんだが、その時「肛門科で診察されることに憧れる受付嬢」という設定で告白記事を書いたことがある。その時は「そんな奴いねーよ」と思いながら書いてたんだが、まさか自分が肛門科に行くことになるとは。…でも断じて嬉しくはなかったぞ。
 今までの経過をぼそぼそと説明すると「場所が場所だから恥ずかしいのはわかるけどさー、先に病院にこなきゃだめだよー。市販薬が合えばいいけど、合わなくて薬変えたりするともう原因が訳分かんなくなってきちゃうんだから」と説教喰らう。いやもうごもっとも。
 とはいえ、処方された軟膏と飲み薬飲んでたらあっと言う間に痛みがおさまってきた…こんなことなら早く病院行くんだったよ、まったく。とりあえず完治するまでしばらく通うハメに。辛いものはもちろんしょっぱいのもダメ、酒も鬱血を促進するから控えるようにとのお達し…あうう。飲み会あるのに。
 みなさん、くれぐれもお尻は大切に。ここが痛いと体中の力が入らなくなりますぜ、ほんと。

 教訓。
 「どこが調子悪くなっても恥ずかしがらずに、まず医者に行きましょう」…悪いこた言わんから、自己負担が増える前に病院行っとけ。


 関係ないがうちの兄貴は救急車に乗っている。で、奴も痔主だったんだな。
 ずいぶん前の話なんだが、ある夜勤の日、やはりどうにも尻具合がよろしくない。しかし救急隊はけっこう忙しいものらしく、痛いのを我慢して仕事をしてたそうな。…そして夜勤明けの朝、とうとう立ち上がることもできなくなった彼は、それまで市民の皆さまを病院に運んでいた救急車に自分が乗って病院へ直行。緊急手術の末、10日間の入院と相成りましたとさ。…「いやあ、救急車って乗り心地悪いなあ。あれじゃ酔っちゃうよ」っておまえが言うな。


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