消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1925年06月03日(水)

断捨離という言葉がありました
一時ハマッたけれど
合わなく感じて
その言葉自体をダンシャリした


ずっと持っていた可愛い缶
ふたと底のふちに錆が出てきた

そうだね 缶だもの 
いつかは錆びる
蚤の市のアンティークではないし

ふと「お別れ」という言葉が浮かんだ
今までありがとう な気持ち

ダンシャリみたいに
邪魔ゴミ扱いのけんか腰な気迫でなく
泣く泣く手放すでもない

子どものころ
楽しく遊んだ仲良しが夕方帰るとき
曲がり角に見えなくなるまで
ばいば〜いと笑顔で手を振り続けた
その感覚

いつまでも笑顔で手を振る
そのばいば〜いの感覚

片づけの基本を
「談笑離(ダンショリ)」に決めた
パクリに近いけど

楽しかったことをいっぱい思いながら
残念感はなく
笑顔の満足感で




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

*  **  ***  ****        

日付は通し番号として記しています         


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