消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1924年03月15日(土)

言葉を大切にしたいと思っている
ひとつの言葉の選び方に人が表れる
自分の言葉が自分を示す
そう思うから

だから
消そうかと迷うときがある
選び間違った気がするとき
そうじゃないなと思うとき

どうしようか決まらない時
ふらり旅に出る
旅を終えるきっかけを得て
決着する

迷ったけれどそのままにする
それも自分だったのだ
あるときの自分だったのだ
真摯な葛藤なのだ

もう迷わずに前へすすめ
振り返らずに捨ておけ
落ち葉は朽ちて森を養うだろう

言の葉という青葉一枚
今日の栞にする




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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