小さな野の花柄の便箋好きだったのに全く違って見えた照明のせいだろうか視力だろうか自分の心の在り様かしらじらしくよそよそしくそらぞらしくさむざむしくよわよわしく気取ってさえ 見えた楚々とした色だったのに軽やかで爽やかだったのにさり気なくそよいでいたのにもう使わないと思うもうそこには書けない