消えてゆく小さなこと
消 え て ゆ く 小 さ な こ と
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1920年02月14日(土)
季節はずれに甘く香った白い花が残る
小さな赤い実がこぼれ落ちた
ふくらみはじめた花芽
種にもならず土にも還らず
もう見ることはないだろう
金木犀の香りがはじまった
天窓より
−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−
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− ささやかに −
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日付は通し番号として記しています
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