消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

1st    index         new


1920年02月14日(土)

季節はずれに甘く香った白い花が残る

小さな赤い実がこぼれ落ちた

ふくらみはじめた花芽

種にもならず土にも還らず

もう見ることはないだろう


金木犀の香りがはじまった




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

* * * * * * * * * * * *        
* * * * * * * * * * * *        

− ささやかに −          

*  **  ***  ****        

日付は通し番号として記しています         


 *